茨木県境町が舞台になる、盛大な『利根川花火大会2024』の穴場スポットや当日の人出、さらにはスムーズな場所取りのためのアドバイスをお届けします。混雑を避けるテクニックについても分析してみましょう。
毎年夏に華々しく催されていた利根川花火大会ですが、2022年から9月の風物詩として親しまれています。3万発もの煌びやかな花火が夜空を彩り、見物客でごった返すこのイベントは多くの人々を魅了し続けています。
利根川大花火大会2024穴場観覧スポット!
利根川大花火大会をより一層堪能する際の穴場スポットとして、以下をピックアップしました。
- 道の駅さかい
- 防災ステーションごか
- 利根川レクリエーション公園
- さくらの森パーク
- みちの駅ごか
花火大会の中心である打ち上げ場所は、さかいリバーサイドパーク(利根川河川敷)に位置しています。通常、有料席は打ち上げ地点の至近距離に設置されるため、こちらも選択肢の一つです。
利根川沿いは建物が少なく視界が開けているため、多くの場所から観覧が可能というメリットがあります。花火を楽しむ際には、近くの環境やトイレといった設備の存在も重要です。
今回ご案内するのは、穴場として知られる場所の中から特におすすめのスポットばかり。是非、この情報をもとに素晴らしい花火体験をお楽しみください。
道の駅さかいの紹介
打ち上げ場所の近く、美しい利根川沿いに位置する「道の駅さかい」は、大迫力の花火を間近で鑑賞できるスポットです。地域の新鮮な特産品の販売はもちろん、地元ならではのビールを味わうこともできる魅力的な場所です。
特に、インターネット上で話題の「さかいサンド」というローストビーフサンドイッチは要チェックです。訪れる多くの人がこのサンドイッチを楽しみにしている様子が見受けられます。
予想される人出の多さにもかかわらず、のんびりと時間を過ごしつつ、花火を楽しむことができる穴場でもあります。
道の駅さかいへのアクセス情報
住所は茨城県猿島郡境町にあり、郵便番号は306-0433です。電車をご利用の場合は、「JR古河駅」または「東武動物公園駅」から「河岸の駅さかい」行きのバスで約40分、バス停からは歩いて10分ほどで到着します。
お車でお越しの際は、国道354号線の県道結城~野田交差点の角を目指してください。アクセスが良いだけでなく、ご近所にはドンキホーテ境大橋店があるため、お買い物にも便利です。
情報・防災ステーションごかのご紹介
情報・防災ステーションごかは、利根川のほど近く、江戸川の側に位置しています。
この場所からは花火を全面に望めないものの、大きな花火を満喫することができます。さらに、有料および無料の観覧エリアが川向こうに位置しているため、比較的人ごみの混雑を回避することが可能です。
特筆すべきポイントとして、花火大会の当日は午前11時からフードトラックの出店があり、マルシェが開催されることが上げられます。過去の2023年には、フライドポテトやチュロスを提供するキッチンカーが参加しました。また、トイレの設備も充実しており、駐車場も有料で利用可能です。
情報・防災ステーションごかアクセス情報
駐車場は全700台収容可能で、Wi-Fiも完備しています。2023年の花火大会当日には、隣接する災害用駐車場も700台分を有料で開放していた事例があります。
利根川レクリエーション公園のご紹介
利根川レクリエーション公園は、有料で楽しむことができる花火大会の観覧席がある河川対岸にある自然豊かな公園であります。施設にはトイレや駐車場が整っていないため、公園付近に車を停めて花火鑑賞を楽しむ方々が多いです。
公園の近辺には、「情報・防災ステーションごか」や「道の駅ごか」が位置しており、こちらの施設を利用することが可能です。
利根川レクリエーション公園へのアクセス
周辺の商業施設は少ないものの、自然を楽しむにはうってつけの環境で、花火を鑑賞するには最適なスポットです。駐車場の具体的な収容台数については明記されていないものの、充分な広さがあるようです。
色とりどりの桜の森パーク
北方向に位置する打ち上げ本部から少し歩いた場所に色とりどりの桜の森公園があります。
広々とした園内には、2種類のローラースライド、複合遊具、眺めの良い展望台などを備えており、小さなお子様と一緒に、花火が上がるまでのひと時を楽しく過ごせる隠れたスポットと言えるでしょう。便利な駐車場やトイレも完備されています。
桜の森公園への行き方
無料の駐車スペースが用意されていますが、数に限りがあるため早めに到着されることをお勧めします。花火大会の際は南栗橋駅から臨時でシャトルバスが運行されることもありますので、そちらの利用も便利です。
みちの駅ごかの詳細
みちの駅ごかは、利根川を分けた江戸川の更に端に位置しています。つまり、花火を観賞するには若干遠いかもしれませんが、道の駅さかいと同様に直売所での新鮮な地元産品の販売や食事処があり、地元の味を堪能することができます。
周辺は開放的な土地が広がっており、のんびりと花火を眺めることができるでしょう。また道の駅では、渋滞情報の提供をしており、周辺情報を得ることができる点も大きな利点です。
みちの駅ごかのアクセス情報
- 圏央道「五霞IC」から車で約8分。
- JR宇都宮線の栗橋駅(東口)からタクシーで約20分、もしくは東武日光線の幸手駅からタクシーで約10分。
- 東武日光線の南栗橋駅(東口)からコミュニティバス「ごかりん号」に乗車し約25分。
みちの駅ごか付近には建物が少なく、打ち上げ場所からは川を挟んで対岸に位置していますから、比較的渋滞を避けられる場所です。駐車スペースとしては、大型車67台、普通車128台、身障者用2台を収容するスペースが確保されています。
利根川大花火大会2024混雑状況!どのくらい時間がかかる?
多くの方々が楽しみにしている利根川大花火大会は、例年20万人程度が足を運ぶ盛大なイベントです。
このイベントを見る方が集まる最も近い駅は東部日光線にある「南栗橋駅」となります。
ただし、花火大会の観覧スポットへは「南栗橋駅」から徒歩で行くのは難しく、公共交通機関や自家用車が推奨されます。
このため、会場へ向かう際や帰宅の際には、交通の混雑に配慮することが大切です。
花火を楽しむ会場周辺は開放的なスペースがあるため、ゆったりとした環境で鑑賞することが期待できます。
しかしながら、屋台やトイレは人々が集中するため、混雑が見込まれます。そのため、これら施設の使用時は混雑を避けるようタイミングをうまく調整するよう心がけましょう。
利根川大花火大会2024の観覧席確保テクニック
毎年多くの人々を魅了する利根川花火大会は、見応えのある場所での鑑賞には入場料が必要です。観覧席は有料で、指定された席に座るタイプのものと、好きな場所にシートを広げて鑑賞できる自由席とがあります。特に自由席では、事前の席取りが重要になってくるため注意が必要となります。
前回の2023年の実例を参考にすると、自由席の席取りは午前11時から可能でした。ただし、自由席には座席の設置はありませんから、レジャーシートの持参が必須です。なお、折りたたみイスの使用は認められていませんのでご注意ください。
理想的な観覧スポットを確保するには、午前11時までに会場に足を運び、レジャーシートを敷いて場所取りをすると良いでしょう。一部の熱心なファンの中には、観覧席周辺で朝の4時や5時から場所取りを行う方々もおり、花火大会人気の高さがうかがえます。
また、穴場とされるスポットであれば、道路規制が始まる午後4時頃に到着しても有望な観覧地点を確保できる可能性が高いです。利根川花火大会は、その人気から多くの人々が最高のビュースポットを求めて早めの準備に励んでいます。
利根川大花火大会2024人込みに合いにくくするようにするには?
利根川の花火大会は毎年多くの観光客で賑わいますが、混雑を避けるための効果的な方法がいくつかあります。まずは、以下の対策を押さえましょう。
- 開始前の昼頃までに会場に到着
- 花火の打ち上げが終わる少し前に退散すること
- 屋台やトイレは、打ち上げ開始の30分前までに使用を済ませる
- 事前に駐車スペースを予約しておくこと
更に、穴場からの観覧も混雑回避の一つの手です。しかし、穴場スポットであってもある程度の混雑は覚悟しておきましょう。
そして、有料観覧席のチケットを入手していても、会場への道中や屋台、トイレなどでは混雑が予想されるため、注意が必要です。
続いて、これらのポイントを詳しく説明していきます。
混雑を避けるコツ:早めに会場入りする
人気の利根川花火大会は、アクセスが不便な場所にあるため、訪れる際には自動車やバス、タクシーを利用する方が多いです。このため、祭りの日は周辺の道が非常に混雑します。ですから、迅速に現地に着くことが肝心です。
当日設けられる交通規制が始まるのは16時からなので、この時間前にはしっかりと移動を完了させておくのがおすすめです。尚、花火の打ち上げ場所の周辺にある屋台は、通常11時から開店していることが多いので、早めに行って様々な食べ物や娯楽を楽しむのも楽しみの一つです。
利根川大花火大会2024の賢い帰宅時刻選び
利根川の花火大会が最も混雑する瞬間と言えば、終了後の帰り道の混雑です。利根川花火大会の公式サイトでは、2023年にも混雑が少なくなる23時頃の帰宅を推奨していました。しかし、23時は遅すぎるという方も少なくありません。
通常、この花火大会は18時から20時までの2時間ほどで終了します。しかし、経験者によると、20時を過ぎてもまだ続いている場合があるとのことです。実際には3万発もの花火が打ち上げられるので、終了間際でも満足感を得られる方は多いですね。
もちろん、最後まで観られれば最高ですが、時には帰宅時間を優先しなければならない事情もあるでしょう。そういった場合は、終了時刻の20時より前に退散することで、帰りの混雑を避けることが期待できます。
混雑を避けるコツ:屋台・トイレは開始30分前に利用完了を
利根川大花火大会がいよいよ開幕する直前、屋台やトイレ周辺は人でごった返します。花火が空に打ち上げられる前に、便利な場所を訪れようと考える人が集まるためです。
さらに、開始時間直前には会場へと急ぐ人々の流れで混沌とすることもあります。群衆の中での移動は、待つ時間だけでなく、他人に触れ合うリスクや荷物への気配りなど、余計な心配を伴います。
花火大会が始まる前に、屋台やトイレを利用するのは大正解です。イベント開始の30分前にはすでにそういった用事を終えておきましょう。花火が始まったら、屋台やトイレの前には人は少なくなることが予想されます。
もしタイミングを逸してしまった場合は、開催中に屋台やトイレが空いているチャンスを見つけて利用するのもひとつの手です。
2024年利根川大花火大会の駐車場予約術
利根川で開催される大規模な花火大会へのアクセスに際しては、「軒先パーキング」という予約が可能な駐車場が設けられています。
各種公共施設が駐車スペースとして提供されるほか、民間の施設でも利用可能な場合があります。予約は公式ウェブサイトから行えるため、スムーズな計画を立て、混雑を避けるのに役立ちます。駐車場の空き状況もオンラインで確認可能ですから、直前の確認も忘れずに。
有料の「軒先パーキング」を利用すれば、事前に確保した安心感のもと、花火大会当日を迎えることができますので、駐車場選びは早めに済ませておくことをおすすめします。
利根川大花火大会2024の駐車場について
2024年の大会で設けられる駐車場に関する詳細情報はまだ発表されていません。しかし、昨年のデータをもとに予測することは可能です。以下に2023年の駐車場に関する情報をまとめておきますので、参考にしてください。
- 料金:3,000円~4,000円
- 予約開始日(公式):8月24日から
- 入庫期限:16:00
- 出庫期限:23:00
また、民間の施設によっては貸し出し条件が異なり、一部では有料観覧チケットの所有が必要な場所もある一方、チケットがなくても予約可能なところもあります。
2023年において、以下の場所が公式駐車場として指定されていました。
第二中学校ふれあいの里の北側、伏木文化センター、境古河バスターミナルの東側(これもふれあいの里の一部)、そしてふれあいの里内にあるグラウンドゴルフ場の前および伝統工芸館の周辺です。これらの公式駐車場は、イベント会場からは少し離れているため、会場へは少々歩く必要があります。
シャトルバスの運行情報もチェックしておくと良いでしょう。小規模の民間駐車場もありますので、こちらも選択肢として考慮に入れてみてください。2024年の情報が入り次第、この場で更新情報をお知らせします。
総括
これまでに、2024年の利根川花火大会におけるおすすめの鑑賞スポット、人出の状況、場所確保のコツをお伝えしましたが、参考になったでしょうか。人ごみを避けつつ楽しむコツもお役に立てれば嬉しいです。やはり、花火は近くで見たときの迫力と音の響きが醍醐味ですね。
利根川花火大会は、その卓越した技術が内閣総理大臣賞を受賞するほどの国内トップクラスのイベントです。来たる2024年の豪華な花火を楽しみに、今から準備を始めましょう。
再度、穴場情報や込み具合に関する情報をチェックして、花火大会の計画を練り直してみるのもいいですね。場所確保や混雑の回避策にも改めて目を通しておくことを忘れないでください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。