佐賀インターナショナルバルーンフェスタ、その壮大な気球の競技が繰り広げられる場所での車中泊やオートキャンプの可能性について探求しましょう。
この記事では、駐車場の有無やその利用方法、さらには自然の中での夜をどのように過ごすことができるかを詳細に説明します。
車中泊をする際の注意点やオートキャンプ場の設備についても触れています。これらの情報を知ることで、フェスタを心から楽しむ準備が整います。
美しい気球が空に浮かぶ光景を目の前に、自然とともに過ごす一夜をどうぞお楽しみに。
【佐賀バルーンフェスタ】近隣で車中泊やオートキャンプは可能かどうか
先に結論をお伝えすると、イベント会場に隣接する駐車場にて、車中泊やオートキャンプを行うことが可能です。
バルーンフェスタ2022の車中泊情報
バルーンフェスタ2022への挑戦当時を振り返りましょう。深夜23時半頃、イベントの駐車場に到着した際、既に100台程度の車が駐車されていました。それでも、比較的会場に近い位置に車を駐車することができ、幸先の良いスタートでした。
その後、車内で休息を取り、夜明け前の5時過ぎに、すでに多くの人が会場へ向かっていました。外の暗闇の中を眺めると、街灯に照らされながら人々が列をなし、駐車場の入口では止まっている車が長蛇の列を成していました。
そして2023年もこのイベントに足を運びました。今年も、オートキャンプや車での宿泊をしている人たちが多く見受けられましたが、昨年と比べても明らかにその数は増えていた様子です。
キャンピングカーだけでなく、ルーフテントを取り付けている車も目立ちました。なお、土曜日に訪れた際には、6時を過ぎた時点で観覧席が会場ゲートまで満員になっていたことにも注目です。
オートキャンプ場の詳細
駐車場の最北端には、オートキャンプ場が設けられ、100区画のエリア(各区画は5メートル四方)が整備されています。
このオートキャンプ場の利用にあたっての注意点については、公式ウェブサイトに記載があります。
- 電源や水道といったインフラ設備は完備されておらず、自前で準備する必要があります。
- キャンピングカーやトレーラーといった大型の車両利用者が優先されますが、スペースが余っている際は普通車の利用も許可されています。
実際にイベントを楽しんだ後、夜が明けて帰宅する際に、駐車場のイベント会場からもっとも離れた広場には、たくさんのキャンピングカーが駐車しているのが目につきました。
彼らは車の外でイスやテーブルを出し、和気あいあいと会話を楽しんでいました。おそらく、それらのキャンピングカー利用者は夜を越せるだけでなく、会場に行くことなく、その場で朝食をとりながら気球の飛行を眺めているのだろうと思われました。
佐賀バルーンフェスタで駐車場はある?
バルーンフェスタの開催地内外には、イベント期間中に使用できる駐車場が準備されており、通常は約4,000台分の駐車スペースがあります。休日には、この数が最大で6,000台まで拡大します。
ただし、会場周辺では一部道路が車両通行を制限される区域に指定されており、特に人気の「競技フライト」が始まる朝7時頃は交通渋滞が激しくなります。この時間帯に渋滞にはまると、30分以上車が動かない可能性もあります。
会場内の駐車場は、環境保護のための協力金として1回1,000円が必要ですが、それでも早朝5時半には満車状態になりがちで、周辺は車でいっぱいになります。
会場内の駐車場を使わずに済ます場合でも、会場の周辺にはイベント期間中無料で利用可能な駐車スペースが設けられています。
これらのスペースは徒歩で会場に行ける距離にあるか、あるいは隣接する駅まで片道170円、佐賀駅へは片道210円から250円でジェットコースターやシャトルバスを利用してアクセスが可能です。
詳細情報は、バルーンフェスタの公式ウェブサイトでご確認いただけます。
佐賀バルーンフェスタについて
- 大会名称:2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
- 開催期間:2024年10月31日木曜日 – 2024年11月4日月曜日
- 場所:佐賀県佐賀市嘉瀬町荻野にある、嘉瀬川の河川敷が会場となります。 嘉瀬川河川敷とは、国土交通省の管理下にある河川敷で、県道267号線池森橋南辺りから始まり、国道34号線の嘉瀬大橋、JR長崎本線の鉄橋(JRバルーンさが駅)を通り抜け、最終的には国道207号線嘉瀬橋付近まで広がる長さ約8kmものエリアを使用します。
- 競技フライト:早朝7時から始まる気球の競技フライトは、空に向かって飛び立つ風船たちが織り成す壮観な光景です。
総括
公には認められていないものの、夜間の一般駐車場での車中泊は許可されているわけではありません。将来的に制限がかけられる可能性も考慮に入れつつ、あくまで自己判断と自己責任で行動してください。
周りへの気配りを忘れずに、めったに見られないような美しい景観を心ゆくまで堪能しましょう。