「人に嘘をつかれるのが辛い」と感じている方や、「嘘を見抜く方法を身につけたい」と考えている方も多いのではないでしょうか？ 私も過去に嘘をつかれ、その結果傷ついたという経験を持っています。
この記事では、警察の尋問手法としても知られる「黒い心理学」とも称される「可能性質問」を使った方法と、心理学的手法を組み合わせて誰でも簡単に嘘を見抜く方法をご紹介します。
さらに、嘘を見抜いた後にどう対応すべきかについても、具体的に解説していきますので、この機会にぜひ学んでいただければと思います。
真実の裏側に隠された意味と性別による嘘の差異
たとえば、恋人に驚きを提供するために企てをひそかにすること、或いはサンタクロースの伝説のようなことです。
無害な虚偽を意味する「ホワイト・ライ」という概念もありますが、その大半は、不倫や賭け事のような疚しい心や隠したい行いから生まれる、悪意を含んだ嘘です。
それに加えて、男女間で嘘の言い回しや動機には顕著な違いが存在します。以下で詳細をまとめていますが、男性は女性が意に介さない型の嘘をつくことが多いのです。
反対に、女性は生得的に嘘を見事に扱うことから、その関係性は密接であり、戦略的な生き方だとも評されています。
態度や仕草で嘘を見破る方法
嘘を見破るためには、いくつかのテクニックが存在しますが、まず根本的なのはその人の日常的な振る舞いを知ることです。
なぜなら、通常とは違う行動をすることが嘘をついた際の兆候となるからです。普段の行動パターン、言葉の使い方をよく観察して、標準的な振る舞いを理解することが大切です。
例えば、嘘をつく際に腕を無意識に組むことがよく言われますが、これはその人が元々腕を組むクセがある場合には信頼性のある指標にはなりません。普段からの行動を把握していなければ、嘘を見抜くことは難しいわけです。
よく「女性の第六感」と言われるものも、実は日常とのズレを感じ取る敏感さに由来していると言われています。従って、誰かの挙動が普段と異なる場合、この違和感が嘘を感知する手がかりとなるのです。
嘘発見に役立つ質問法：可能性質問の活用
「可能性質問」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？嘘をついている人々が、その場をうまく切り抜けようとして嘘を重ねる事態に陥ることを防ぎ、真実を見抜くための有効な質問手法です。
たとえば、浮気を疑われている男性に「あなたが休日に女性と出かけたことを、別の人に目撃された可能性はありますか？」と問う場合を想像してみましょう。
この質問を受けた際、何か後ろめたい行為があった人は、ひとまずその場を乗り切るために必死になり、顕著な動揺を見せることがよくあります。逆に何も隠していない人は、驚いたり困惑したりすることはあっても、すんなりと否定するのが普通の反応でしょう。
疑われると、事実ではないことでさえも、直ちに反論したくなるのは人間の本能的な振る舞いです。しかし、実際に何か隠している人は、質問によって自ずと不安や心配を募らせたり、悪い方向に考えが及んだりするものです。
こうした内面の錯乱はしばしば明確な動揺として露わになり、嘘を見破る手がかりとなります。
嘘をついている可能性が高いと判断できる具体的な反応には、以下のようなものが存在します：
- 質問を受けて逆に質問を返してくる
- 尋ねられていないことについての長々とした説明
- 無言で黙り込んでしまう
- 目線が定まらず、ふらふらする
- 話題をそらすようにする
これらが確認されれば、その人が何かを隠していたりごまかしていたりする「グレー」な状況であると考えることができます。
もちろん、これで完全に「クロ」だと結論付けるわけではありませんが、少なくとも「シロ」ではあるまいという状態には間違いないでしょう。この段階でより明確な確証を得るため、さらに追加の情報や証拠が求められるのです。
心理学的アプローチで嘘を見抜く
様々な心理学者が提唱する手法により、人の嘘を暴くことができるとうたわれています。特に、言葉を超えたサインや話し方の特徴、反応の遅さなどを注意深く分析することで、嘘をついているか否かを推察することができるのです。
例を挙げると、嘘をつく人々は往々にして、自分勝手な表現を好み、話が不明瞭であったり、反応に時間がかかることが多いとされています。さらには、本当でないことを信憑性を持たせようとするがために、必要以上に話を詳述する傾向にもあるのです。
こうした嘘つきの心理状態の傾向に警戒心を持つことで、嘘を指摘する成功率を高めることができるでしょう。
LINEでウソを見破るテクニック
これまでお伝えしたのは、直接対面の状況を想像しての話でした。ただ、相手が目の前にいないLINEでのメッセージの交換では、ウソを見抜くためにどんな手があるのでしょうか。直接相手の目を見てその動揺を感じ取ることは不可能ですが、別のサインを探すことはできます。
例えば、質問に対して質問で返してくる、要らない情報をたくさんしゃべり出すという挙動は、メッセージが異常に長くなる原因となります。また、一人称の「私」や「俺」といった言葉の使用頻度が増えることもあります。
その他に、返信の言い回しがあいまいになったり、普段よりも返信が遅くなることがあります。これは、言い訳を考え出すため、いつもよりも時間がかかってしまうからかもしれません。
嘘が発覚した際の対処法
相手の虚偽が判明した時、対処法にはどのようなものがあるでしょうか。相手の嘘にいきなり攻撃的な態度で立ち向かってしまうと、相手は防御的になってしまうことがあります。
嘘を指摘する際は、相手に支配されずに会話をコントロールするために、把握している事実を少しずつ明かしていくのがポイントです。
その際に重要なのが、相手の発言を証拠として保存しておくことです。LINEなどのメッセージで証拠が残っている場合は、消去しないよう注意しましょう。もし、証拠が会話のみの場合は、その内容を文章にして、日時などの詳細と共に記録として残しておくことが大切です。
特に、パートナーの不倫や浮気に関する嘘を発見した場合は、独断で行動するのではなく、専門家の助けを借りてしっかりとした証拠を確保することが推奨されます。
そうすることで、後々自分が不利な立場に立たされないように、適切なアドバイスを受けることが可能になります。
嘘を見抜く極意
嘘と真実を見分けるには、いわゆる「黒い心理学」の技術、特に「可能性質問」という手法を駆使することが一つの有効な戦略です。
次は、その方法について深堀りしていきましょう。
黒い心理学による「可能性質問」
嘘をつく人々の心理を解き明かす「可能性質問」というテクニックは、試してみる価値があります。
嘘をついた際の態度や仕草を狙いすまし、それをいつもの自然な行動と比較し、そこにある違和感を見抜く「ベースライン」という概念に注目します。
普段の行動との違和感に着目
日頃の行動と異なる反応を示したとき、それはウソを隠すための態度かもしれません。
重要なのはその人の普段の行動パターンを知り、何か異なる点があるかどうかを見極めることです。
LINEを通じた嘘の見抜き方！魔法の言葉とは？
通信ツールであるLINEを使って、会話中の嘘を見抜くコツをいくつかご紹介します。以下の3つのポイントに注意を払ってみてください。
- 文章の長さ: 嘘をつくときには、通常よりも冗長になることがあります。
- 一人称の量: 話者が「私」を避ける傾向があるほど嘘の可能性が高くなります。
- 話の曖昧さ: 嘘をついている場合、話が不確かまたはあいまいになることが多々あります。
嘘を見破った後の対応策
相手の嘘を見抜くと、どのように対応すれば良いのでしょうか？最も肝心なのは、相手の矛盾を指摘できるような証拠を残しておくことです。後々、その矛盾点を追及するための手がかりとなります。
予め設定したベースラインと異なる行動を見せたり、通常の会話よりも文章が長くなったり、一人称を使用しなかったりするなどの兆候を見逃さないようにしましょう。
さらに、LINEのやり取りの一部をスクリーンショットするなどして、後の証拠とするのも有効です。
