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2024年の長良川花火大会の屋台情報!打ち上げ数など詳細も解説

かつては毎年夏の時期、7月末と8月の初めにわたって開催されていた二大花火イベント、「全国選抜長良川中日花火大会」(1957年からの伝統)および「長良川全国花火大会」(1946年創立)は、まるで舞台の幕が一時的に閉じるかのように、東京オリンピックのような大規模イベントの影響を受けて、しばらくの間開催を休止することになりました。

この決断は、これらの花火大会が直面した外的な状況に対応するためのもので、まもなく美しい火花が再び夜空を彩る日が来ることを期待したものです。

しかし、2023年の夏には、これら二つの大会が一つに統合され、記念すべき第一回「ぎふ長良川花火大会」として華々しく復活を遂げました。次回2024年の大会では、どのような様相を見せるのでしょうか。

前年度の実施を踏襲し、観光客が快適に花火を楽しめる有料の観覧席がまたもや設けられることとなっています。

来場者は、2024年5月18日(土)よりオンライン、または郵便ハガキによる申し込みをすることができ、情熱的な夏の夜空を彩る長良川の花火を目撃するチャンスを手に入れることができます。

2024年の長良川花火大会の屋台について

2023年、混雑を避けるための措置として、従来の屋台の設置は行われず、代わりに有料観覧席の周辺がフードゾーンとして設けられました。

例年のぎふ長良川花火大会では、昔ながらの屋台が並ぶのが一つの楽しみでしたが、去年はその姿を見ることはありませんでした。

2020年以前は、有料観覧エリア内にて屋台が列を成し、祭りの雰囲気を満喫することができました。

孫との約束で探していたキラキラブレスレットも、今年は手に入れることができず、残念な思いをしましたね…。

2024年長良川花火: 打ち上げ数は?

来年夏、2024年8月10日の土曜日に第2回目となるぎふ長良川花火大会が開催されます。天候が小雨程度であれば決行され、もし荒天や川の増水があった場合には2024年8月24日の土曜日に予備日が設けられています。

ただし、24日にも開催不可能となった場合は次の予備日はありません。開始時刻は現在のところ未定です。

過去の花火大会では、合わせて6万発の壮観な打ち上げが見られましたが、初回開催では約1万発に減少しました。プログラムは2024年6月28日に公表される予定です。先行きのぎふ長良川花火第1回のテーマは「平和に願いを込めて」となります。

第1章「Here We Go新たなる開幕」と題されたこの部分では、19:30に始まります。注目すべきは、非常に広範囲にわたる超ウルトラワイドスターマインと、迫力満点の3号4号玉の早打ちです。まるで星座が一斉に輝き出すかのような壮大なスタートを飾ります。

次に、19:50に始まる第2章「未来へ」では、空全体を彩るワイドスターマインと、個性的な形をした4号玉の型物花火が特徴です。これらの花火は、未来への希望と進歩を象徴しているかのようです。

20:05からは第3章「Amazing Gifu City」が展開され、ここでも超ウルトラワイドスターマインが登場します。さらに、ナイアガラの滝を模した壮大な花火や、美しいスターマインが夜空を飾ります。この章は、まるで夜空が祝祭の場に変わる瞬間を演出しています。

20:20には「笑顔の世界へ」と名付けられた第4章が始まり、こちらではワイドスターマインが中心です。この花火は、観る人々の心に温かな笑顔を灯します。

そして、20:25に始まる最終章「平和への願い グランドフィナーレ」では、最大級のウルトラスターマインや特大スターマイン、銀冠や金冠といった壮大な花火が夜空を彩ります。このフィナーレは、平和への願いを込めた、感動的な瞬間を提供します。

このイベントは20:30に終了する予定ですが、気象条件などにより時間の前後があるかもしれません。それぞれの章が、それぞれの物語を語り、夜空を舞台に繰り広げられる芸術的な展示をお楽しみください。

 

打ち上げ場所

打ち上げ会場は岐阜市内の長良川河畔で、長良橋下流から金華橋の上流にかけて設定されています。

観客は川の北側から幻想的な花火を楽しむことができ、南側の中州が打ち上げ地点となります。

花火大会の詳細は、公式ホームページをご覧ください。https://nagara-hanabi.jp/

穴場

有料観覧席を利用しなくても、十分に花火を楽しむことが可能です。

金華山山頂と岐阜城の夜景

金華山の頂上へはロープウェイを使ってアクセスすることができ、そこにある展望台からは270度の広がりを持つ、息をのむような夜景を堪能できます。さらに、岐阜城では360度の全方位にわたる夜景が楽しめるのです。

夏の時期はロープウェイの運行が22:00まで、岐阜城の開館時間は20:30まで延長されます。人出が予想されるため、時間に余裕を持って出かけると良いでしょう。

長良川鵜飼ミュージアム付近

このエリアは会場の近くにあり、周囲に視界を妨げるものがなく、花火を存分に楽しむことができる地点です。

また、河川敷へのアクセスも可能で、トイレ設備も整っているため、快適に過ごせることでしょう。

岐阜メモリアルセンター

岐阜メモリアルセンターで行われる花火大会の際、市民の皆さんは長良川球場や芝生広場で快適に観覧できるように場所が提供されます。

席取りは朝早くから可能です。

忠節橋での花火観賞

花火の発射地点から一つ隔たった位置にある忠節橋は、混雑を避けつつ観賞ができる見込みです。

アクセス

花火大会が開催される日の16時から、名鉄岐阜駅とJR岐阜駅からシャトルバスが運行開始します。

まとめ

2024年8月10日の土曜日に予定されている「ぎふ長良川花火大会」は、新たな形で2回目の開催を迎えることになります。このイベントは、地域の合併によって新しい伝統が築かれつつあり、市民にとって特別な意味を持つようになっています。

来場者数は約12万人が見込まれているこのイベントでは、岐阜市長良川河畔で繰り広げられる花火の打ち上げが行われます。

その場所は、長良橋から金華橋にかけての下流から上流に渡る一帯です。

観客が見守るエリアは川の北側に、中洲の川の南側には打ち上げ会場が設定されています。昨年同様に、屋台の出店が行われないおそれもありますが、安全対策としての配慮によるものです。それでも、有料観覧席の周辺では、食事を楽しめるフードエリアが用意される予定です。

観覧席の申し込みは5月18日の土曜日からスタートしており、抽選で希望される方も多いですが、見逃した場合でもいくつかの鑑賞スポットから楽しむことができますので、夏の予定に是非組み入れてみてください。