くらしの小箱

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2024年の調布花火大会の混雑予想とおすすめの有料席・穴場スポット情報についてご紹介

色鮮やかな約10,000発の花火が打ち上がる調布の花火大会は、毎年およそ30万人の観客で賑わいます。今年もその伝統を継続し、開催される予定です。

音楽と花火が一体となる壮大なショー「ハナビリュージョン」がコンピューター制御で実現し、また、日本煙火芸術協会認定の技術者が手掛ける大玉50連発や直径約30cmにも及ぶ8号玉を使用したスターマインが夜空を華麗に飾ります。

この大規模なイベントには大勢が集まるため、打ち上げエリアを始めとする会場近辺は非常に混雑。最寄り駅への道のりや京王線の駅内も多くの人で溢れかえります。

調布花火大会での花火鑑賞が恒例となっている筆者が、アクセス方法や有料観覧席の情報、さらには隠れた観覧スポットまで、花火を存分に楽しむための詳細をお届けします。

調布花火2024の混雑予想について

来る2024年、調布市花火実行委員会は「第39回調布花火2024」を以下の日程で開催すると発表しました。

【開催情報】

2024年9月21日(土)に調布市多摩川周辺で開催される調布花火大会は、荒天の場合は中止となります。

開会式は18時から開始し、18時15分から19時15分まで花火が打ちあげられます。

開催場所については、次のとおりです。

【会場詳細】

打ち上げ場所は二ヶ領上河原堰付近中州です。有料席エリアは布田会場、京王多摩川会場、電通大グランド会場に設けられております。

毎回この花火大会では、布田会場、京王多摩川会場、電通大グランド会場を含む有料エリアが最寄駅まで非常に混雑しており、周辺道路や駅周辺も大勢の観光客で賑わいます。

また、多摩川河川敷が打ち上げ地点となるため、有料エリア外でも見学する方々が立ち止まり、会場近くのみならず、他の道路や駅周辺でも混雑が見込まれます。注意点として、調布花火大会は会場内外を含めて全域が禁煙である点もお忘れなく。

調布花火2024の有料席の価格とチケットの購入方法は?

調布花火大会では、無料で楽しめる多摩川河川敷のほかに、先に予約しておける有料席エリアも設けられています。

打ち上げ場所からほど近い位置にある有料席からは、迫力満点で臨場感たっぷりの花火鑑賞が可能です。

【チケット情報】

有料席エリアは毎年高い人気があり、早期に完売することが多いため、チケットの確保を希望する方は、事前に価格と場所の情報を確認して早めに手を打つことが推奨されます。

有料席エリアの開場時間は15時30分からです。

観覧情報

調布花火大会では、観覧者に快適な体験を提供するために、特設の有料席エリアを三箇所に設けています。

調布花火大会では、鑑賞者の快適な体験を提供するために、三箇所に有料席エリアを設けています。

各有料席エリアには、専用の出入り口と仮設トイレが完備されており、自由観覧エリアと比較してトイレは豊富に配置されています。

布田エリア

「布田シート」は布田エリア花火大会の中心地でお使いいただける指定席です。イベント開催日に会場での受け取りが可能となっております。

京王多摩川エリア

こちらも指定席をご用意しています。

電通大グランドエリア

電通大グランド会場は有料席の中で唯一自由席が用意されております。

オリジナルデザインの「布田シート」をご用意しており、他の有料席と比較してもお求めやすい価格設定です。そのため、多くのお客様にご好評いただいております。

「映画のまち調布シート」も、この会場でイベント当日に受け取ることができます。

有料席チケットの入手法

有料席のチケットはセブンチケットでお求めいただけます。

店内でのチケット購入手順

地元セブン-イレブンに設置してある「マルチコピーサービス」機械を利用し、「調布花火」というキーワードで検索後、チケットをご購入ください。

ご安心ください、発券手数料は発生しません。

オンラインでのチケット購入手順

セブンチケット公式サイトにアクセスし、チケットの予約を行ってください。ただし、この場合は発刻手数料を別途お支払いいただく必要がございます。

なお、セブンチケットで有料席を購入する際には、事前に無料で会員登録をすることが必須となります。

有料席の販売日について

現時点で2024年の有料席販売日程は未定です。

ただし、前年である2023年の販売日程は下記のように設定されていました。今年も同様の時期に開始される可能性が高いと考えられます。

調布市民向けの優先販売期間を経て、番外販売がスタートします。

  • 市民先行販売:
  • 一般販売:

2024年の販売日に関する公式な情報が入り次第、ここでお伝えする予定です。

なお、2歳以下であれば、保護者のひざ上で無料で観覧することが可能ですが、3歳以上からはチケット購入が必須となります。座席は具体的な番号指定はできず、購入順に自動的に割り当てられる仕組みです。

調布花火2024の会場への行き方

調布花火大会が華やかに彩る会場は、多摩川河川敷に計3ヶ所設定されています。ご覧になるには、各会場へ最寄り駅から歩いて15分から25分程度の距離を想定してください。

なお、大会期間中は近隣道路に交通制限が敷かれるため、公共の交通機関を利用し、会場までは歩いてのアクセスが適しています。

※特別な日のため、京王電鉄は特別ダイヤを採用し、「京王多摩川駅」には通常よりも多くの特急・急行列車が停車いたします。

※ご注意ください、調布花火大会では会場付近に駐車スペースは提供されておりません。皆様には電車を利用してのご来場を強く推奨します。

布田会場

布田会場は、「多摩川自然観察緑地」が指定されております。

この自然豊かな会場へは、京王線調布駅より徒歩で約27分、または京王線布田駅からなら徒歩で約22分の距離にございます。

京王多摩川会場

京王多摩川会場として選ばれたのは、「多摩川児童公園野球場」です。

この会場へは、京王相模原線京王多摩川駅から徒歩約18分でアクセス可能です。

電通大グランド会場

電通大多摩川グラウンド会場とは、電気通信大学多摩川グラウンドを指しています。

こちらの会場には、京王線調布駅から徒歩で約20分、または京王相模原線京王多摩川駅から徒歩で約15分の場所に位置しております。

【調布花火2024】交通規制についてのお知らせ

調布市の花火大会に伴い、毎年午後3時から交通規制が行われます。しかし、2024年の具体的な交通規制エリアや時間に関する詳細は、現時点で未発表です。

ご注意いただきたい点として、交通規制が敷かれている間は以下の事項に留意する必要があります。

  • 一切の車両通行が停止され、歩行者や観客も道路への立ち入りが禁止されます。
  • 自転車に乗車したままの通行も認められません。自転車は降りて押して通るようにしてください。

これらは以前の2023年の交通規制に関する情報を基にしております。

2024年の調布花火大会における交通規制に関する最新情報は、このページで更新していきますので、こまめにチェックをお願いします。

調布花火2024の屋台情報

毎年沿岸を彩る調布花火大会では、特に調布市内の多摩川周辺で数々の出店が見られます。

会場は、京王多摩川会場、電通大グラウンド会場、布田会場という三つのエリアに分かれ、各地でバラエティ豊かな屋台が開設される見込みです。

定番の焼きそばやフランクフルト、じゃがバター、かき氷はもちろん、地元土産をアピールするご当地グルメ屋台も出現することが期待されます。

2024年6月30日時点での情報によれば、およそ20の屋台が出店予定であり、出店地域の配置図が公開されています。

調布駅布田駅国領駅から会場へと続く路上はもちろん、反対岸の稲田堤駅中野島駅から河川敷に向かうアクセス路に沿っても屋台が並ぶ予定です。渓流の風景を楽しみながら、さまざまな美食を堪能することができそうです。

営業時間について

当日の屋台の営業時間は、有料エリアと無料エリアで異なるため、ご注意ください。

調布花火2024の穴場スポットは?

「花火は見たいけれども、多くの人が集まる場所は避けたい」と思っている方、または「小さなお子様連れで、混んでいる場所に行くのが心配」という方々に向けて、混雑を避けられるおすすめのスポットを紹介します。

隠れた見どころその1:川崎市多摩川河川敷

「調布花火大会」と聞くと、調布市沿岸部の多摩川が真っ先に思い浮かぶかもしれません。

そこでは有料の観覧席が設けられており、訪れる人々で賑わいますが、少し足を延ばして川を渡った川崎市側の河川敷は別の話。

こちらは有料席を設けていないため、無料で楽しめる上、人出も調布市側に比べればやや少なめです。

穴場スポット2:稲田公園

川崎市の隠れた名所として認知されているのが、JR南武線稲田堤駅からほど近い位置にある稲田公園です。

この公園は、花火大会の打ち上げ場所よりも上流に位置しています。駅からのアクセスも良く、多摩川緑地の混雑を避けながらも花火を楽しみたい方には最適な場所と言えます。

隠れた名所その3:多摩川緑地(中野島地区)

JR南武線中野島駅から歩いておよそ14分ほどの位置に位置する多摩川緑地。

ここは花火大会の打ち上げ地点から少し下流にあり、多くの人が集まる場所からは少し離れているため見つけにくいスポットの一つと言えます。

早めに家路につく際も、駅へと至るまでの道のりで花火を楽しむことができます。

穴場スポット4:みはらし緑地

京王相模原線若葉台駅より徒歩約17分の場所に位置する稲城市の最も高い地点にあります、みはらし緑地は、高台にあることから絶好の景観を誇り、花火が美しく眺められるスポットです。

まとめ

調布の花火大会は、会場近辺に数多くの露店が並び、毎年大勢の見物客で賑わいます。そのため、今年も多くの人出が見込まれるため混雑することが予測されます。

もし有料席の購入を考えているならば、7月の半ばごろから始まるチケット販売情報をこまめに確認することをお勧めします。無料で楽しむ場合は、できるだけ早く会場に足を運び、見る場所をしっかりと取っておくことがポイントです。

また、川崎市からも観覧できるような、比較的人出が少ない隠れたスポットも存在するので、混雑を避けたい方はそちらのオプションも視野に入れてみると良いでしょう。東京の夜空を美しく彩る調布の花火大会を存分にお楽しみください。